2024/05/27
100ヶ国旅したプロが選ぶ 南米の絶景5選
SOUTH AMERICA 南米

100ヶ国旅した私が良く聞かれるのが『今までで一番良かった国はどこですか?』の質問。正直何をしたいかによっておすすめの国は変わってきますが、全部ひっくるめてここは絶対に行ったほうが良い!と個人的に思う旅先を5つご紹介します。
今回は南米編です。旅先選びの参考になると嬉しいです。

天空に浮かぶインカの失われた都市 マチュピチュ遺跡【ペルー】

数ある遺跡の中でダントツに人気があるのがペルーにあるマチュピチュ遺跡。やはりここは一生に一度は行きたい絶景です。

標高2,430mの断崖に突如として姿を現すインカ帝国の巨大な都市遺跡は、訪れた旅人を虜にします。まだ人も少ない早朝のマチュピチュ遺跡は、霧がかった幻想的な風景が目の前に広がります。静寂の中、まるで夢の中にいるかのような神秘的な空気に包まれると、インカの時代にタイムスリップしたかのような感覚を覚えます。

実はマチュピチュ遺跡は、保護の為、将来的に閉鎖されるのではと言われています。マチュピチュ遺跡が一度閉鎖になれば、いつ再開するかわかりません。早めに行かれるのをおすすめします。

マチュピチュ遺跡へ行くのであれば、ボリビアのウユニ塩湖とセットで行くのがおすすめです。

マチュピチュ遺跡へのアクセス:クスコ市内最寄り駅より列車で約3時間、さらにバスで30分。

マチュピチュを訪れるベストシーズン:乾季の4月から10月になります。

謎めいた巨大モアイ像の島 イースター島【チリ】

イースター島(ラパ・ヌイ)は、南太平洋に位置する神秘的な島で、その巨大な石像「モアイ」で世界的に知られています。チリ領であり、南米の大陸から約3,700キロメートル離れた孤島にあります。

島内にはモアイ像が約1,000体あり、島の先住民であるラパ・ヌイの人々によって、約1000年から500年前にかけて作られました。モアイ像の高さは2メートルから20メートルに及び、平均的な像は約4メートルから5メートルの高さです。重さは数トンから最大で80トン以上に達するものもあります。モアイ像の制作や移動に関する技術は、今も多くの謎に包まれています。

摩訶不思議な光景

ラノ・ララクはモアイ像が切り出された石切り場で、多くの未完成のモアイが残されています。約400体のモアイが山麓のいたるところに埋もれています。

アフ・トンガリキは島で最も有名なモアイ群で、15体のモアイ像が整然と並んでいます。ここで見る、朝日や夕日の光に照らされたモアイ像はあまりにも美しく神秘的です。

イースター島へのアクセス:イースター島へのアクセスは、チリのサンティアゴ又はタヒチのパペーテからの直行便が一般的です。飛行時間は約5時間半です。

イースター島のベストシーズン:イースター島の観光は年間を通じて可能ですが、乾季にあたる4月から10月が特におすすめです。この時期は天候が安定しており、快適に観光を楽しむことができます。雨季である11月から3月も比較的温暖で、観光客が少ないため静かな環境で遺跡を訪れることができます。

純白な大砂丘 レンソイス
【ブラジル】

砂と水が織りなす奇跡の絶景

ブラジル北東部、マラニョン州に位置するレンソイス・マラニャンセス国立公園は、東京23区の2倍の広さがある大砂丘で、真っ白な砂漠が果てしなく広がっています。雨期(1月~6月)には雨水のくぼみに水がたまり、広大で真っ白な砂丘の中に、青い池が浮かび上がります。その光景はとっても神秘的です。この青い池は雨季の時期にしか見ることができません!乾季は一面砂漠となります。

池の水は雨水ですが、とてもきれいなので泳げます。砂漠を空から眺めるセスナツアーも断然おすすめです。冒険好きな方は、国立公園の中にある村にホームステイをしてハンモック泊がおすすめ!天候に恵まれれば、見たことないほどの満点の星空をひとり占めできます♡

レンソイス・マラニャンセス国立公園へのアクセス:サン・ルイスからバヘリーニャスへ(車で約4時間)。そこからレンソイスまでは4WDで約40分。

レンソイス・マラニャンセス国立公園のベストシーズン:レンソイス・マラニャンセス国立公園の訪問は、雨季(6月から9月)が最適です。この時期は、砂丘に美しいラグーンが形成され、その水位も最高となります。乾季(10月から5月)にはラグーンの水が減少し、完全に干上がることもあるため、旅の計画は慎重に行う必要があります。

地球最後の秘境 エンジェル・フォール【ベネズエラ】

空に届く滝

エンジェル・フォールは、ベネズエラのカナイマ国立公園に位置する世界最高の滝で、その落差は979メートルに及びます。エンジェル・フォールは、ギアナ高地のアウヤンテプイ山(「悪魔の山」)の頂上から流れ落ちています。カナイマ国立公園内に位置し、その壮大な景観はユネスコの世界遺産にも登録されています。滝は、アウヤンテプイの急峻な崖から直接落ちるため、途中で霧状になり、下流の川に注ぎます。滝壺が無い滝です。

エンジェル・フォールの全貌を空から眺めることができるヘリコプターツアーは、滝の壮大さをより一層感じさせてくれる体験です。カナイマからエンジェルフォールまでの飛行時間は、およそ10分で到着します。

地上から滝にアプローチするボート観光もおすすめです。エンジェル・フォールの玄関口カナイマ村からエンジェル・フォールの展望台までは、ボートで3時間半ほど川を下り、島に上陸してから約1時間ジャングルを歩きます。その先に、世界最大のエンジェルフォールがそびえ立っています。地上から見上げる巨大なエンジェルフォールは圧巻です。ボート観光の場合、カナイマから日帰りでは無理なのでベースキャンプで1泊となります。ほったて小屋のような場所にハンモックで眠ります。気分はジャングルの探検隊。まさしく日本では味わえない、非日常体験です。

エンジェル・フォールへのアクセス:ベネズエラの首都カラカスより空路でカナイマ村へ(約2時間、途中乗り換えあり)。そこからボートとトレッキングで約6時間半又はセスナ機で10分。

エンジェル・フォールのベストシーズン:エンジェル・フォールを訪れるベストシーズンは、雨季である5月から11月です。この時期は滝の水量が豊富で、迫力ある滝の姿を楽しむことができます。乾季でも訪問は可能ですが、水量が少なくなるため、滝の迫力がやや減少することがあります。

密林の中の古代都市 ティカル遺跡
【グァテマラ】

ジャングルに眠る神秘のピラミッド

ティカル遺跡は、グアテマラ北部の221㎢に及ぶ熱帯雨林のジャングルの中に佇む、古代マヤ文明の遺跡です。広大なジャングルの中に佇むこの遺跡は、紀元前4世紀から紀元後10世紀にかけて栄えたティカル王国の中心地でした。約1000年間続いたこの都市は、マヤの天文学、建築、芸術の発展を象徴しています。遺跡には、多くの寺院、宮殿、広場が点在し、特に高いピラミッドやアクロポリスが有名です。

鬱蒼としたジャングルがさっと開けて、目の前に現れる1号神殿(ジャガー神殿)は高さ47メートルのピラミッドで、ティカルのシンボルとも言える建物です。頂上には祭壇があり、かつては宗教儀式が行われていました。ティカルで最も高い建物で、64メートルの高さを誇る4号神殿の頂上からは、ジャングルの中にそびえる遺跡群を見渡すことができます。特に日の出や日の入りの景色は絶景です。

広大な遺跡をじっくり観光できる遺跡の入口にあるロッジに1泊するプランがお勧めです。

ティカル遺跡へのアクセス:首都グアテマラシティからの国内線の飛行機でフローレスへ。フローレスから車で約1時間半。

ティカル遺跡のベストシーズン:ティカル遺跡のベストシーズンは、乾季である11月から4月です。この時期は天候が安定しており、遺跡の観光に最適です。雨季(5月から10月)も訪問可能ですが、雨が多いため、足元が悪くなることがあります。

まとめ

旅をこよなく愛する私が、独断と偏見で選んだ南米の絶景5選をご紹介いたしました。未知の国への旅は新たな発見や出逢いがあります。ぜひ旅であなたの人生を豊かにしていただきたいです。

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