2024/05/25
トルコの知られざる絶景5選
MIDDLE EAST 中近東

トルコは、アジアとヨーロッパの交差点に位置する国で、その独特な地理的位置により、豊かな歴史と文化を持つ魅力的な国です。そんなトルコは ❝ 絶景の宝庫 ❞。トルコのまだあまり知られていない、知られざる絶景を5つご紹介します!

エフェソス遺跡

トルコの南西部イズミールに近いエーゲ海沿岸にある遺跡。古代ギリシャ時代からローマ帝国時代にかけて繁栄した都市で、クレオパトラとアントニウスも過ごしたところです。

遺跡に一歩踏み入れると古代にタイムスリップしたかのような感覚になります。広大な都市全体がとても保存状態良く現存しています。古代の演劇や音楽イベントが行われていた約25,000人を収容できるエフェソスの「大劇場」は必見です。

世界の七不思議「アルテミス神殿」はそのスケールはとても偉大で物理的に不可能な古代ギリシャ時代の土木技術レベルを超越した建造物で謎が多く神秘的。エフェソスの象徴とも言える「セルス図書館」。二階建ての美しいファサードは、細部にまでこだわった彫刻や装飾が施されており、古代ローマ時代の知識と文化の集積地であったことを物語っています。

初期キリスト教の遺産も多数保存されていて、キリスト教徒にとっても重要な聖地です。

美しいアーチ

スメラ修道院(トラブゾン)

神秘的な雰囲気が漂う

黒海沿岸に位置する都市トラブゾンから南に50km、地上から約300mの断崖絶壁にへばりつくように建つ修道院。なんと標高約1200メートルの高さに位置し、霧が立ち込める山々と深い渓谷を見下ろす修道院は、まるで空中に浮かぶ要塞のようです。

386年に創設されたスメラ修道院は、東ローマ帝国時代から存在する古代の修道院です。ギリシャ正教の修道士によって建てられたこの修道院は、数々の伝説と歴史的な逸話に彩られています。聖母マリアのイコン(聖画像)が奇跡的に現れた場所とされ、多くの巡礼者が訪れます。

礼拝堂の左側には奇跡を起こすとされる泉があります。建物の内外の壁面には数多くのフレスコ画が描かれています。洞窟教会の天井や内壁、外壁に現在も残る色鮮やかなフレスコ画は4世紀から脈々と描かれたもので、その鮮やかな色彩と繊細な描写は訪れる人々を魅了します。

スメラ修道院は、現代の喧騒から離れ、心静かに瞑想するのに最適な場所です。自然に囲まれた静かな環境の中で、心を落ち着かせ、精神をリフレッシュすることができます。

色鮮やかなフレスコ画

トゥズ湖(アンカラ)

トゥズ湖の夕焼け

トルコにある絶景が見れる塩湖。トゥズ湖は、トルコ語で「塩の湖」を意味し、その名の通り、湖の大部分は塩で覆われています。夏の7月~9月にかけての時期になると湖が干上がり、真っ白な大地が現れます。

塩の上に浅く水が溜まるとボリビアのウユニ湖のような「天空の鏡」を目にすることもできます。夏以外の季節は普通の湖の姿になるので、白い大地や天空の鏡などの珍しい光景は夏限定の絶景になります!

また、トゥズ湖は、美しい夕日を鑑賞する場所としても有名です。湖面に映る夕焼けの色彩は息を呑むほど美しく、カメラを手にする旅行者が多く訪れます。赤やオレンジ、ピンクに染まる空と湖面のコントラストは、自然が生み出す絶景そのものです。

スレイマニエ・モスク(イスタンブール)

美しい夕暮れ時

イスタンブール旧市街の小高い丘にそびえ立つ壮大なモスク。特に夕暮れ時には、モスクのシルエットが美しい景観と相まって、感動的な風景を生み出します。

トルコ史上最高の建築家ミマール・シナンが7年の歳月をかけて完成させた、オスマン帝国の最高傑作といわれています。高さ53m、直径27.5mもある大空間を作り出すメインの「大ドーム」のあるモスク内部は、すべての窓にはステンドグラスで飾られ息をのむ美しさです。

スレイマニエ・モスクの中庭からはイスタンブールの絶景を見ることができます、旧市街の小高い丘の上に建つこのモスクからは、新市街とボスポラス海峡の向こう側のアジア大陸までを見渡すことができるのです。

中庭からの風景

ネムルト・ダーの巨大墳墓(キャフタ)


1881年に偶然発見されたネムルト山の山頂に残る霊場 ネムルト・ダーの巨大墳墓。標高2,150mの山頂にあり、2000年近く発見されずにいました。19世紀後半に発見され、その後調査が始まり今もなお、謎が多い遺跡です。

周囲の山々を見下ろす高さの山頂にギリシャ神話の神々であるゼウスやアポロ、ヘラクレスなどの巨大な頭部だけの石像が地面に立っている不思議な光景が広がります。

日の出や日の入りの時間帯に訪れると、石像が朝陽や夕陽に照らされて神秘的な光景を作り出し、まるで過去と現代が交差する瞬間を体験することができます。

西のテラスにある「王の星占い」のレリーフは、星や三日月、惑星が描かれており、これは世界最古のホロスコープ(占星術の天体配置図)と言われています。

ネムルト・ダーへは公共交通機関がないため、起点の町キャフタから現地発着ツアーに参加するのが一般的です。日帰りツアーもありますが、日の出や日の入りに合わせた1泊2日ツアーがおすすめです。

冬は雪が降ることもあり、ネムルトダーを観光できるのは、5月~10月頃になります。標高が高いため、夏でも朝晩山頂付近は冷え込みますので、冬の服装が必要です。

まさしくトルコの秘境。ネムルトダー遺跡でしか見られない神秘的な光景を見に行かれてはいかがでしょうか。

まとめ

トルコには知られざる絶景がまだまだたくさんあります。旅は人生を豊かにしてくれます。旅はあなたの人生に新たな彩りを加えてくれます。まだ見ぬ絶景に出逢いに旅に出ませんか。

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